BoutClub2000.3.7 「カートップボートから憧れの石鯛釣りに挑戦の巻き」
過去の釣行記シリーズ
注:現在は閉鎖されていたり、禁漁区の設定があったり、釣行については保証できません。
「カートップボートから憧れの石鯛釣りに挑戦の巻き」
皆さんこんにちは、マイボートは車に積んででお馴染みの本下です。スーパーショットでの釣行も7年を越え、写真写りでは分かりませんが長年の年期には勝てず、釣りに行けない週末はパテ塗りやら、塗装でのメンテナンスデーとなっております。
我がサラリーマン業も桜満開の時期は年度末決算やら、人事異動が発表になるやらで残業と、飲み会の入れ替わりで体力勝負の日々が続きます。そんなある日ボート釣りの大先輩である田原氏から携帯メールが入りました。和歌山方面でサンバソウが面白いように釣れていると言う物です。そう言えば冬から春にかけて、石鯛の幼魚であるサンバソウは群れで磯周りで荒食いをすると言う話しを聞いた事があります。ボート釣り師の場合普段は無縁である石鯛クラスも出ると言うので、無理矢理仕事を調整し波止で待ち合わせする事にしました。

石鯛釣りのイメージは磯からゴン棒見たいな竿と、ワイヤー仕掛に高価なウニやサザエでの釣りスタイルを想像しますが、その点ボート釣りスタイルは普段の手持ちの仕掛で釣りが出来るので特別な道具は要りません。しかし出船場所が問題です。最近はボート釣り師が増えて来た事は嬉しいのですが、波止釣り同様人が増えればマナーが問われて来ます。日本海方面や和歌山方面でも、数カ所の漁港が出入り禁止となっております。漁協で管理された若狭の栗田湾見たいに、低料金でスロープを解放してくれる港が増える事を祈るばかりです。また大阪湾見たいに護岸で囲まれた場所での出船対策に、ヒッチクレーンが登場しました。これはボートを牽引する場合に必要な車側のヒッチを利用して、クレーンで吊り下げようと言う道具です。私も実は車にヒッチを取り付けはしたのですが、まだクレーンでの釣りは行っておりません。この道具があれば出船場所がまた増える楽しみがあるのですが、マナーの問題が解決出来なければ、結果は何処からボートを出そうが同じ様な気がしております。そのへんの事情も考慮に入れて、今回の釣り場は天下御免の天然スロープからの出船にしました。

美浜沖の磯場がポイントですが、日高川からの河川敷からは数キロのポイントとなります。自宅からは約230kmの行程ですが、和歌山方面はお金さえ出せば高速道路一本で行けるので、意外と長距離も苦になりません。割引の大きな高額のハイウエーカードが廃止になるので、こちらのダメージの方が大きかったです。自宅を午後10時に出発し、夜中は海南インターから42号線を走り、途中の餌屋でオキアミ2枚を購入しました。由良から御坊に入り、日高川の護岸を左折すれば河川敷きに降りれます。真っ暗な中ボートを車の明かりで組み立て、車の中で寝袋に潜り込み夜明けまで仮眠をします。朝はカラスの鳴き声で起こされました。夜明けも早くなったもので、6時には周りはすっかり明るくなっております。仕掛や餌を用意し、スーパーショットのタイヤでブッシュやゴロタ石を交わしながら出船しました。砂浜よりは楽ですが、ボートに泥が付いてしまいます。さて此処から沖を目指して出て行くのですが、操船の注意事項に師匠の田原氏も言っております。まず大型船が左岸から入って来た場合、引き波でミニボートはパニックになるので、良く注意して先にやり過ごしてからスタートをしましょう。また休日には沢山のカセ船が釣りをしているので、邪魔をしないようにしましょう。そして外洋との接点では三角波が発生しやすいので、注意して操船する必要があります。スーパーショットの場合ゴム棒と6馬力装着で、余裕を持った操船がお勧めとなります。
此処を無事通り抜ければ、穏やかな海を火力発電所をバックに、煙樹ヶ浜沖を目指してエンジン全開で気持ちよく滑走体制にはいります。滑走状態から約5kmで煙樹ヶ浜の沖まで来ました。遊漁船やプレジャーボートが朝早くから、ポイントらしき場所にアンカーを入れているので大まかな釣り場は確認出来ます。煙樹ヶ浜はゴロタ石の海岸で、岸から遠投すれば投げ釣りで大チヌが釣れる所で有名な場所です。魚探の電源を入れ海底の確認から作業開始です。水深は30m前後で所どころに沈み磯が点在しており、何やらポツポツと魚影が写っております。田原氏は岸よりのマイポイントに座を構えました。潮はゆっくりと西の方角に流れております。後2km西の方角には、日の岬のレーダーサイトが見えております。周りの船団から少し離れ潮の流れと水深を考慮しながら、魚探で確認出来た瀬の頭にボートを付けるように操船します。この作業が一番難しく、周りのボートの邪魔にならない潮上にボートを付けるのがマナーとなります。
磯場用の根掛かりアンカーを用意しエンジンをバック、前進で調整しながら、真下にアンカーを投げ入れます。アンカーが上手く底に着いた所で、10m位余分にロープを出しボートを固定します。後は走錨していないか、時々周りのボートの位置関係を確かめておきます。ぱらぱらとオキアミを少し撒き、風と潮の速さを探ります。どうやら今日の釣り方は浮き釣りよりズボ仕掛けを使った仕掛に分がありそうです。今回用意したのはD社の外ガイド仕様の船竿と外ガイド仕様の磯竿で、これは遠投用3号の固めの竿を使いました。またハリスも4号とやや太めを使うのは、メジロ等の青物が廻って来る事があり、バラシの悔しい思いをしないようにするためです。外ガイドとインターラインの違いは意見が分かれるところですが、最近の外ガイド仕様は糸がらみ対策がされており、感度の良さは外ガイドが一枚上手です。
しかし狭いボートで2本も竿を出すとなれば、糸絡みの心配の無いインターラインの竿に軍配が上がります。リールは中型スピニングに30号負荷の棒浮きとナイロンカゴにオキアミと言った磯釣りスタイルです。道糸に浮き止めを巻き、一ヒロ、二ヒロと数えながら底から5ヒロ上を仕掛けが流れるように浮き止めを調整します。次にナイロンカゴにオキアミを詰め込み仕掛けをゆっくりと流して行きます。しばらくして魚が寄って来るまでが辛抱で、期待を込めながら手返しよく蒔餌を打ち込みます。もう一本の竿も用意して、蒔餌の効果を倍に上げます。勿論青物が廻って来た時は絡みますので、その時は一本で勝負します。しかし走らない魚の場合は、固めの磯竿を使っていますので一気に引き寄せが可能です。浮きを眺めながら20m、50mと浮きが沈む瞬間を待ちます。蒔餌を始めてから30分位経ってポツンと浮きに反応があったのですが、風で浮きが戻されるので浮き釣りを諦めズボ釣り一本に絞りました。
船竿のカウンターを見ながら、撒き餌カゴが底に着いたら底から5ヒロを切った辺りで漁信を待ちます。日も昇り温かくなってくると同時に餌取りが沸いてきた模様でさらに棚を上げて行きます。蒔餌も十分効いてきた様子なので、餌取り対策に時々道糸を張ってテンションを掛けてみたり、竿をあおってみたりして、本命が食い付くのを待ちます。竿先がゆっくりお辞儀をしたので、竿をゆっくり起こしてグっと合わせを入れます。今まで緩んでいた道糸がピーんと張りつめ緊張感が走ります。海底からの魚信がグングンと手元に伝わり、リールを持つ手に力が入りました。鯛なら50cmは在ろう引きで、時々糸鳴りをしながらポンピングでリールを巻きます。電動のドラッグを緩めにセットし、リールの可変速レバーで魚とのやり取りをしました。船縁で電動のスイッチが止まり、最後の緊張の一瞬を待ちます。海面を覗くと赤いでは無く黒い物体が見えました。エイなら嫌だなと思って更に手で釣り上げると40cmオーバの石鯛です。

さらに撒き餌の効果か、真下に石鯛が集まった見たいで30-35cmクラスが入れ食い状態になりました。ゴンと大きな当たりは石鯛同様ポンピングしながら巻き上げ、玉網に収まるまでドキドキしながら玉網に収まったのは50cmオーバのノッコミチヌでした。

少しして潮止まりから下げに変わり、潮は西から東に流れ全く餌取まで来なくなりました。下げには下げのポイントがあるのでしょうが、遊漁船や、プレジャーが帰り始めたので私も納竿としました。帰りは発電所の煙突を目印に潮の流れに乗って爽快に滑走して帰りました。40cmを越える石鯛がこれほど美味しい魚とは思いませんでした。身は脂が乗ってトロの味でした。これから益々ボート釣り最盛期の季節になりますが、マナーを守ってこの素晴らしい釣りスタイルを守って行きましょう。


注:現在は閉鎖されていたり、禁漁区の設定があったり、釣行については保証できません。
「カートップボートから憧れの石鯛釣りに挑戦の巻き」
皆さんこんにちは、マイボートは車に積んででお馴染みの本下です。スーパーショットでの釣行も7年を越え、写真写りでは分かりませんが長年の年期には勝てず、釣りに行けない週末はパテ塗りやら、塗装でのメンテナンスデーとなっております。
我がサラリーマン業も桜満開の時期は年度末決算やら、人事異動が発表になるやらで残業と、飲み会の入れ替わりで体力勝負の日々が続きます。そんなある日ボート釣りの大先輩である田原氏から携帯メールが入りました。和歌山方面でサンバソウが面白いように釣れていると言う物です。そう言えば冬から春にかけて、石鯛の幼魚であるサンバソウは群れで磯周りで荒食いをすると言う話しを聞いた事があります。ボート釣り師の場合普段は無縁である石鯛クラスも出ると言うので、無理矢理仕事を調整し波止で待ち合わせする事にしました。

石鯛釣りのイメージは磯からゴン棒見たいな竿と、ワイヤー仕掛に高価なウニやサザエでの釣りスタイルを想像しますが、その点ボート釣りスタイルは普段の手持ちの仕掛で釣りが出来るので特別な道具は要りません。しかし出船場所が問題です。最近はボート釣り師が増えて来た事は嬉しいのですが、波止釣り同様人が増えればマナーが問われて来ます。日本海方面や和歌山方面でも、数カ所の漁港が出入り禁止となっております。漁協で管理された若狭の栗田湾見たいに、低料金でスロープを解放してくれる港が増える事を祈るばかりです。また大阪湾見たいに護岸で囲まれた場所での出船対策に、ヒッチクレーンが登場しました。これはボートを牽引する場合に必要な車側のヒッチを利用して、クレーンで吊り下げようと言う道具です。私も実は車にヒッチを取り付けはしたのですが、まだクレーンでの釣りは行っておりません。この道具があれば出船場所がまた増える楽しみがあるのですが、マナーの問題が解決出来なければ、結果は何処からボートを出そうが同じ様な気がしております。そのへんの事情も考慮に入れて、今回の釣り場は天下御免の天然スロープからの出船にしました。

美浜沖の磯場がポイントですが、日高川からの河川敷からは数キロのポイントとなります。自宅からは約230kmの行程ですが、和歌山方面はお金さえ出せば高速道路一本で行けるので、意外と長距離も苦になりません。割引の大きな高額のハイウエーカードが廃止になるので、こちらのダメージの方が大きかったです。自宅を午後10時に出発し、夜中は海南インターから42号線を走り、途中の餌屋でオキアミ2枚を購入しました。由良から御坊に入り、日高川の護岸を左折すれば河川敷きに降りれます。真っ暗な中ボートを車の明かりで組み立て、車の中で寝袋に潜り込み夜明けまで仮眠をします。朝はカラスの鳴き声で起こされました。夜明けも早くなったもので、6時には周りはすっかり明るくなっております。仕掛や餌を用意し、スーパーショットのタイヤでブッシュやゴロタ石を交わしながら出船しました。砂浜よりは楽ですが、ボートに泥が付いてしまいます。さて此処から沖を目指して出て行くのですが、操船の注意事項に師匠の田原氏も言っております。まず大型船が左岸から入って来た場合、引き波でミニボートはパニックになるので、良く注意して先にやり過ごしてからスタートをしましょう。また休日には沢山のカセ船が釣りをしているので、邪魔をしないようにしましょう。そして外洋との接点では三角波が発生しやすいので、注意して操船する必要があります。スーパーショットの場合ゴム棒と6馬力装着で、余裕を持った操船がお勧めとなります。
此処を無事通り抜ければ、穏やかな海を火力発電所をバックに、煙樹ヶ浜沖を目指してエンジン全開で気持ちよく滑走体制にはいります。滑走状態から約5kmで煙樹ヶ浜の沖まで来ました。遊漁船やプレジャーボートが朝早くから、ポイントらしき場所にアンカーを入れているので大まかな釣り場は確認出来ます。煙樹ヶ浜はゴロタ石の海岸で、岸から遠投すれば投げ釣りで大チヌが釣れる所で有名な場所です。魚探の電源を入れ海底の確認から作業開始です。水深は30m前後で所どころに沈み磯が点在しており、何やらポツポツと魚影が写っております。田原氏は岸よりのマイポイントに座を構えました。潮はゆっくりと西の方角に流れております。後2km西の方角には、日の岬のレーダーサイトが見えております。周りの船団から少し離れ潮の流れと水深を考慮しながら、魚探で確認出来た瀬の頭にボートを付けるように操船します。この作業が一番難しく、周りのボートの邪魔にならない潮上にボートを付けるのがマナーとなります。
磯場用の根掛かりアンカーを用意しエンジンをバック、前進で調整しながら、真下にアンカーを投げ入れます。アンカーが上手く底に着いた所で、10m位余分にロープを出しボートを固定します。後は走錨していないか、時々周りのボートの位置関係を確かめておきます。ぱらぱらとオキアミを少し撒き、風と潮の速さを探ります。どうやら今日の釣り方は浮き釣りよりズボ仕掛けを使った仕掛に分がありそうです。今回用意したのはD社の外ガイド仕様の船竿と外ガイド仕様の磯竿で、これは遠投用3号の固めの竿を使いました。またハリスも4号とやや太めを使うのは、メジロ等の青物が廻って来る事があり、バラシの悔しい思いをしないようにするためです。外ガイドとインターラインの違いは意見が分かれるところですが、最近の外ガイド仕様は糸がらみ対策がされており、感度の良さは外ガイドが一枚上手です。
しかし狭いボートで2本も竿を出すとなれば、糸絡みの心配の無いインターラインの竿に軍配が上がります。リールは中型スピニングに30号負荷の棒浮きとナイロンカゴにオキアミと言った磯釣りスタイルです。道糸に浮き止めを巻き、一ヒロ、二ヒロと数えながら底から5ヒロ上を仕掛けが流れるように浮き止めを調整します。次にナイロンカゴにオキアミを詰め込み仕掛けをゆっくりと流して行きます。しばらくして魚が寄って来るまでが辛抱で、期待を込めながら手返しよく蒔餌を打ち込みます。もう一本の竿も用意して、蒔餌の効果を倍に上げます。勿論青物が廻って来た時は絡みますので、その時は一本で勝負します。しかし走らない魚の場合は、固めの磯竿を使っていますので一気に引き寄せが可能です。浮きを眺めながら20m、50mと浮きが沈む瞬間を待ちます。蒔餌を始めてから30分位経ってポツンと浮きに反応があったのですが、風で浮きが戻されるので浮き釣りを諦めズボ釣り一本に絞りました。
船竿のカウンターを見ながら、撒き餌カゴが底に着いたら底から5ヒロを切った辺りで漁信を待ちます。日も昇り温かくなってくると同時に餌取りが沸いてきた模様でさらに棚を上げて行きます。蒔餌も十分効いてきた様子なので、餌取り対策に時々道糸を張ってテンションを掛けてみたり、竿をあおってみたりして、本命が食い付くのを待ちます。竿先がゆっくりお辞儀をしたので、竿をゆっくり起こしてグっと合わせを入れます。今まで緩んでいた道糸がピーんと張りつめ緊張感が走ります。海底からの魚信がグングンと手元に伝わり、リールを持つ手に力が入りました。鯛なら50cmは在ろう引きで、時々糸鳴りをしながらポンピングでリールを巻きます。電動のドラッグを緩めにセットし、リールの可変速レバーで魚とのやり取りをしました。船縁で電動のスイッチが止まり、最後の緊張の一瞬を待ちます。海面を覗くと赤いでは無く黒い物体が見えました。エイなら嫌だなと思って更に手で釣り上げると40cmオーバの石鯛です。

さらに撒き餌の効果か、真下に石鯛が集まった見たいで30-35cmクラスが入れ食い状態になりました。ゴンと大きな当たりは石鯛同様ポンピングしながら巻き上げ、玉網に収まるまでドキドキしながら玉網に収まったのは50cmオーバのノッコミチヌでした。

少しして潮止まりから下げに変わり、潮は西から東に流れ全く餌取まで来なくなりました。下げには下げのポイントがあるのでしょうが、遊漁船や、プレジャーが帰り始めたので私も納竿としました。帰りは発電所の煙突を目印に潮の流れに乗って爽快に滑走して帰りました。40cmを越える石鯛がこれほど美味しい魚とは思いませんでした。身は脂が乗ってトロの味でした。これから益々ボート釣り最盛期の季節になりますが、マナーを守ってこの素晴らしい釣りスタイルを守って行きましょう。


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